Azure File Syncのセットアップ

# Azure File Syncのセットアップ

## Azure File Sync の設定
1. オンプレミスのファイルサーバの互換性を評価する
オンプレミス サーバーで評価用のコマンドレットを実行し、OS とファイル システムがサポートされているかどうかを確認します。
2. Azure リソースを作成する
ストレージ アカウントを作成し、ストレージ アカウント内にファイル共有を作成します。そして、ストレージ同期サービスを作成し、ストレージ同期サービ
ス内に同期グループを作成します。

同期グループを作成すると、同期グループにクラウドエンドポイントが作成されます。
3. オンプレミスのファイルサーバに Azure File Sync エージェントをインストールする
ストレージ同期サービスへのレプリケーションに参加する各ファイル サーバーにエージェントをインストールします。 
4. Windows Server コンピューターをストレージ同期サービスに登録する
ファイルサーバに同期エージェントをインストールすると、同期エージェントのダイアログ上で、サーバーをストレージ同期サービスに登録するように求められます。
5. サーバー エンドポイントを作成する
Azure Portal で同期グループにエンドポイントを追加します。


### 1. オンプレミスのファイルサーバの互換性を評価する
ファイルサーバ上で、Azure PowerShell モジュールをサーバーにインストールし、Invoke-AzStorageSyncCompatibilityCheck コマンドレットを使用します。

### 2. Azure リソースを作成する
1.ストレージ アカウント
ストレージ アカウントは、ファイル共有を格納するために使用されます。
ホット アクセス層がある StorageV2 を選択します。

2. ファイル共有
クォータ サイズを指定して、ファイル共有のサイズを制御します。 必要に応じて、後でクォータを増やすことができます。

3. ストレージ同期サービス
ストレージ同期サービスは、会社のサーバーと Azure 間の信頼を確立する役割を担います。 このサービスで、Azure のファイル共有をサーバーのファイル
ディレクトリに接続します。

Azure Portal 上の名称は、"Azure ファイル同期" または、Azure File Sync です。"ストレージ同期サービス" はビューを表示します。

4. 同期グループ
同期グループには、Azure ファイル共有を表す 1 つのクラウド エンドポイントと、登録済みの Windows ファイル サーバー上のパスにマップされる 1 つ以上
のサーバー エンドポイントが含まれている必要があります。 同期グループでは、非表示のフォルダー .SystemShareInformation に格納されている
メタデータを使用してプロセスを管理します。 このフォルダーは削除しないでください。

同期グループは、ストレージ同期サービスの "概要" から追加します。





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## クラウド エンドポイントの変更検出ジョブの実行間隔
クラウド エンドポイントの変更検出ジョブは、どのくらいの頻度で実行されますか。

1. 12 時間ごと
2. 8 時間ごと
3. 24 時間ごと

### Explanation
Ans: "24 時間ごと"

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## Azure File Sync エージェントとは何か
Azure File Sync エージェントとは何ですか。

1. ローカル ファイル共有と Azure ファイル共有の間の Azure File Sync レプリケーションを有効にするために、サーバーにインストールされます。
2. ファイルとフォルダーに対する NTFS アクセス許可を設定するために、サーバーにインストールされます。
3. オンプレミスのファイルとフォルダーのレプリケーション トラフィックを制御するために、Azure ファイル共有にインストールされます。

### Explanation
Ans: "1. ローカル ファイル共有と Azure ファイル共有の間の Azure File Sync レプリケーションを有効にするために、サーバーにインストールされます。"

Azure File Sync エージェントは、Windows Server ファイル共有を Azure ファイル共有と同期できるようにするダウンロード可能なパッケージです。

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## オンプレミスサーバの評価
サーバーと Azure File Sync の互換性はどのように評価しますか。

1. Azure File Sync エージェントをダウンロードして実行し、ファイル共有とサーバーを評価します。
2. Azure PowerShell モジュールをサーバーにインストールし、Invoke-AzStorageSyncCompatibilityCheck コマンドレットを使用します。
3. サーバーをストレージ同期サービスに登録して、サーバーの互換性を評価します。

### Explanation
Ans: "2. Azure PowerShell モジュールをサーバーにインストールし、Invoke-AzStorageSyncCompatibilityCheck コマンドレットを使用します。"

OS、ファイル システム、ファイル名、またはフォルダー名に互換性の問題があるかどうかが、コマンドレットの結果に示されます。


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## Azure File Sync をサポートするために必要な Azure リソースの作成順序
Azure File Sync をサポートするために必要な Azure リソースはどの順序で作成しますか。

1. ストレージ同期サービス、ストレージ アカウント、ファイル共有、同期グループ。
2. ストレージ アカウント、ファイル共有、ストレージ同期サービス、同期グループ。
3. ストレージ アカウント、ファイル共有、同期グループ、ストレージ同期サービス。

### Explanation
Ans: "2. ストレージ アカウント、ファイル共有、ストレージ同期サービス、同期グループ"

ストレージ アカウントを作成してから、ストレージ アカウント内にファイル共有を作成します。
そして、ストレージ同期サービスを作成し、ストレージ同期サービス内に同期グループを作成します。

"1": Azure Storage アカウントでストレージ同期サービスを作成します。
"3": 同期グループは、ストレージ同期サービス内に作成されます。


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## Azure File Sync におけるクラウドを使った階層化
Azure File Sync でのクラウドを使った階層化とは何ですか。

1. ファイル共有の同期順序の優先順位を付けるために作成するポリシーです。
2. 同期ジョブを実行する頻度を設定するポリシーです。
3. アクセス頻度の低いファイルをアーカイブしてローカル ファイル共有の領域を解放する機能です。

### Explanation
Ans: "3. アクセス頻度の低いファイルをアーカイブしてローカル ファイル共有の領域を解放する機能です。"

クラウドを使った階層化により、アクセス頻度の高いファイルをローカル サーバーにキャッシュできます。 アクセス頻度の低いファイルは、作成したポリシーに
従って、Azure ファイル共有に階層化すなわちアーカイブされます。


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## Azure File Sync のデプロイプロセス
Azure File Sync のデプロイ プロセスはどのようになりますか。

1. オンプレミスのシステムを評価し、Azure リソースを作成し、Azure File Sync エージェントをインストールし、オンプレミス サーバーを登録して、サーバー エンドポイントを作成します。
2. Azure リソースを作成し、Azure File Sync エージェントをインストールし、オンプレミス サーバーを登録して、サーバー エンドポイントを作成します。
3. オンプレミスのシステムを評価し、Azure リソースを作成し、仮想マシンAzure File Sync エージェントをインストールし、オンプレミス サーバーを登録して、サーバー エンドポイントを作成します。

### Explanation
Ans: "1. オンプレミスのシステムを評価し、Azure リソースを作成し、Azure File Sync エージェントをインストールし、オンプレミス サーバーを登録して、サーバー エンドポイントを作成します。"

1. オンプレミス サーバーの OS とファイル システムがサポートされていることを確認します。
2. 次に、Azure で必要なリソースを作成します。
3. ローカル サーバーで、Azure File Sync エージェントをインストールし、サーバーを登録します。
4. 最後に、Azure でサーバー エンドポイントを作成します。

"2": 最初に、オンプレミスのサーバーを評価して、Azure File Sync で動作することを確認します。

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## ファイル同期の問題の原因として考えられないもの
ファイル同期の問題の原因として考えられないのは、これらの回答のうちどれですか。

1. 会社のファイアウォール規則により、ポート 445 でのネットワーク トラフィックがブロックされています。
2. ストレージ同期サービスを実行している仮想マシンが停止しています。
3. オンプレミスのサーバーが SMB 暗号化をサポートしていません。

### Explanation
Ans: "2. ストレージ同期サービスを実行している仮想マシンが停止しています。"

"2": ストレージ同期サービスは、Azure File Sync のための高レベルの Azure リソースです。このリソースは Azure で作成します。
"3": Azure は、セキュリティで保護されていない接続を拒否します。