チェックリスト: 仮想マシンで使用されるディスクの種類

Azure 試験(AZ-104)学習についてのチェックリストです。 

 

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Q1. ディスクパフォーマンスを判断するための 2つの基準とは何でしょうか ?

1. IOPS
Input/Output Per Second。 1秒あたりの入出力操作数です。
2. スループット
スループットは、単位時間あたりのデータの転送率を表します。メガバイト/秒 (MBps) などの単位で表されます。


Q2. Azure で使用できるディスクの種類を 4つ挙げてください。

1. Ultra SSD
2. Premium SSD
3. Standard SSD
4. Standard HDD

 

Q3. Azure で利用可能な 4種類のディスクには、それぞれどんな特徴がありますか ? 

1. Ultra SSD
Azure のディスクの中で最高の性能を持ちます。4GB から 64TB の容量をサポートします。

Ultra SSD 固有の機能として IOPSやスループットの値をホスト仮想マシンから切り離すことなしに調整ができます。パフォーマンスが反映されるには、最大で 1時間かかります。

高パフォーマンスが必要な大規模データベースや SAP HANA などで使用されます。

 

・制限事項

  1. Azureリージョンのサブセットでのみ利用可能です。 (#要調査: 意味が分からない)
  2. アタッチできるのは、可用性ゾーン内の仮想マシンのみです。
  3. ES/DS v3 仮想マシンにのみアタッチできます。 (#要調査: 意味が分からない)
  4. ディスクスナップショット、仮想マシンイメージ、スケールセット、Azure Disk Encryption、Azure Backup、Azure Site Recovery はサポートされません。


2. Premium SSD
Ultra SSD に次ぐ性能を持ちます。また、Ultra SSD のような制限がありません。
一方、Ultra SSD で可能であった仮想マシンからデタッチせずにパフォーマンスを調整することはできません。
Premium SSD への切り替えは、いつでも可能です。
Standard SSD とは異なり、Premium SSD ではパフォーマンスについて保証されています。
中規模から大規模な組織におけるミッションクリティカルなシステムに適しています。


3. Standard SSD
Premium SSD や Ultra SSD ほど高速ではありませんが、 コストパフォーマンスの高いディスクです。
ストレージ性能については、保証がされていませんが、99% の時間で想定されているパフォーマンスを達成します。
ディスクの負荷が注中しない Webサーバやアプリケーションサーバなどに利用します。

4. Standard HDD
速度は低速ですが、コストを最小限に抑えることができます。
負荷の低いシステムや開発環境やテスト環境用に向いています。

 

Q4.  25 Mbps のスループットを保証しなければならない場合に選択するのは、どのディスクですか ? 

Premium SSD になります。

Standard SSD や Standard HDD でも 60Mbps の速度を出すことができますが、これは最大値であり、スループットが保証されていないことに注意が必要です。